ＬＯＶＥ　ＷＩＮＥ

皆様、こんばんは！

マツキヤのイタ男です。

今年を締めくくるにふさわしい、伝説のワイン会となったことをご報告します










金目、お魚が新鮮だと皮が剥がれやすいです


浜名湖の天然の鰻、上り


鰆


（お料理は、当日写真が撮れなかった為、打ち合わせの時の試作品です）


他、赤むつや河豚を始め、お野菜は在来の麻機蓮根や安納さげ芋などこれでもかと

用意され、当初の2時間の予定が4時間以上もかかってしまいました！それも

あっとい間の充実した7名だけの空間、素晴らしい時間でした！

ワインは結局7種類をご用意しましたが、どれをどのように合わせたかは

それは参加頂いた方だけのとっておき









ご参加頂いた皆様、ありがとうございました！



『静岡　板前天ぷら　成生さんの極上　天ぷら
　焼津　当代きっての魚屋サスエ　前田さんの特撰のお魚
　マツキヤ　池田セレクトのワインマリアージュの会』


（この会は終了しています）
期日：11月24日（日）　19:30～
場所：静岡市葵区鷹匠　『天ぷら　成生』
会費：25千円　人数：7名（カウンターのみ）


お料理：天ぷらは季節最高の根菜類と魚屋サスエ　前田氏
　　　　　セレクトによる駿河湾の特撰魚をメインに手に入る
　　　　　最高のお魚を、また前田氏も参上頂いて自慢のお魚を
　　　　　造りやお寿司で提供して頂きます。

ワイン：お料理に合わせた最高のマリアージュを（6種類程度）




事あるごとにシャンパンとお料理とに合わせたワイン会を、様々な形で

開催させて頂いてきました。河豚や焼き鳥、鉄板焼きから中華まで、

あらゆる場所でマリアージュをお客様と模索してまいりましたが、

中でも伝説となったのが、成生さんでの天ぷらとシャンパンの会でした。

今では手に入らない筆頭のシャンパン、アラン・ロベールが霞むほど好評だった

成生さんの天ぷらは、前田さんの目利きによる最高のお魚だけでなく、

季節のお野菜もふんだんに、またその品数も飽きることなくテンポよく

目の前で仕上げられました。　

そんな成生さんは鷹匠に城を構えて7年目、静岡でも今一番波に乗っているお店の

筆頭と言えるでしょう。



　そんな彼をずっと身近に応援してきたのが、焼津きっての魚屋の名店

サスエ当主の前田さんでした。成生の大将、志村さんのこだわりに呼応して

出会った二人、前田さんの魚に対するこだわりは相当なもので、中途半端な

料理人はあっという間に追い帰されてしまいます。

魚屋に生まれ、水産高校を卒業後実家に就職するも、今もこの仕事が好きで

好きでたまらないという前田さん。たとえ一週間の睡眠時間が合計しても

10時間しかなくても全く苦にならないという。（というか、本人にしてみれば

好きな事をやっているだけなので、趣味感覚みたいです）

彼の実力と名声は静岡を超え、東京の某三ッ星のお寿司屋さん等に魚を

卸すに留まらず、銀座、六本木等からこぞって料理人が彼の元へ訪れ、

教えを請う事からも、それを伺い知る事は容易に可能です。

　そんな前田さんから今回縁あって、この伝説2回目となるイベントを開催させて頂く

事となりました。

11月頃からその時の状態で行なわれる焼津　小川港の大敷きによる地の魚は、

定置網のため魚の身を傷めることなく、また新鮮さにおいても銀座にも負けない

最高の物が入ります。

他、その時の状態により、良い状態のお魚を色々な手立てで仕入れられる行動力と

ルートも彼にはありますのでこれは当日のお楽しみといえるでしょう。

さらに、禁断のマリアージュとなる予定の前田さん自慢の熟成させたお魚も、その日

ピンポイントに最高の状態でご用意される予定です。

これらは、カウンターの中で方や天ぷらとなり、もう一方では前田さん自らが

お寿司やお造りと仕上げ、提供されます。（魚を知り尽くした魚屋が握る寿司、、、

間違いなく美味い）

　また、今のキノコが終わる11月下旬には、根菜系のお野菜を使って最高の状態で

天ぷらで楽しませてくれます。人の腕ほどもある極太の牛蒡や真っ赤なフルーツの

ような人参は、衣を纏わせてじっくりと揚げられ、その中でしっかりと蒸されて

柔らかくなり、新鮮さのシャコっとした触感と甘味、土を感じさせる地味溢れる

味わいに感動を覚えずにはいられません。


そして、やっとここからなのですがワインの登場です。そんな彼らの熱い思いに

受け止めて、負けずに、さらにワインで昇華させようという試みです。

正直、近くなったらある程度の食材は決められますが天候に大きく左右される

食材の為、これが直前まで決められないというもどかしさがあります。ですが、

そのずばり24日にお出しできる最高の食材を使わなければ、この会は全くの

意味がないのです。よって、この会はワイン会ではありますが、あくまで

ワインは添える程度、お料理がメインなのです。

実際に今回の会費にはたっぷりとお料理に使って頂き、彼らの能力を存分に

発揮して頂く予定です。

　ただ、私ももちろん指をくわえてみているだけではありません。彼らの求める

ものを察知し、その意図を理解し、それを100％以上に引き出してあげられるのは

飲み物とサービスだと思います。具体的な銘柄はここでは申し上げられませんが、

もちろんワインも美味しかったと言わせてみたいものです。


これはただのイベントではありません。会費が高いのも、3人が一切の妥協を

しないというメッセージであり、私達からの皆様への挑戦状です。


彼らは飢えています。
　　　今本当に得た知識や技術を発揮するステージを


それを今回、この年末にご用意しました。

静岡で、この一回のお食事代は安くはないでしょう。食べて飲んで25千円、

高いワインを飲めばいくらでも高くなりますが、ヨーロッパでこの金額でしたら

2つ星、3つ星クラスでしょう。でも彼らの視点は確実にそちらを向いているし、

また同等の位置にいるでしょう。

3つ星の基準が、そのレストランのためだけに行く価値がるというならそれは

地元静岡にもあります！それを今回、皆様にお見せできるでしょう。


本物を見たいお客様に、是非お待ちしております。