マツキヤのイタ男です。
桜の開花も見られる今日この頃、人気のブルゴーニュワインも
2013年新ビンテージが入荷し始めます。
この年も雹害が深刻で、南のコート・ド・ボーヌが特に酷く場所によっては
収穫量が9割減、もしくは全くゼロという悲惨な状況で、白ワインは見極めが
大変そうです。赤ワインについては比較的酸度は高くとも2008年のような
攻撃的な酸ではなく(酸度が高くて乳酸発酵が1年かかったところもあった)、
ブルゴーニュらしい酸ではあるが、現在ではやや閉じ気味で長期熟成させて
美味しくなるビンテージという事です。
もちろん、生産者は地域ごとの違いはありますので色々飲んでみたいと思います。
Bourgogne Pinot Noir 2013 Hudelot Baillet
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2013年 ユドロ・バイエ
濃い目の色調、グロゼイユの果実の香りとと動物系のニュアンス、やや酸度は低く
11年ほどではないが渋味もある。心地よいミネラルと樽の高級感、
香りも出ていて、このクラスでしたら今飲んでも楽しめます。ただ事前の
輸入元さん情報とはかけ離れて2011年に似た雰囲気でした。
もちろん、ユドロ・バイエは特別という見方もありますが他にも試飲して
2013年の特徴を掴みたいと思います。
いずれにしても、ユドロ・バイエ相変わらず美味です!