マツキヤのイタ男です。
先日、ブルゴーニュ地方、シャンボール・ミュジニー村の人気生産者
ドメーヌ・ユドロ・バイエの当主ドミニク・ル・グエンが
マツキヤに再訪してくれました~

前回の来店はは2年前の2013年でした

今回の来日は是非日本の遠方にも行ってみたいという彼の希望で
マツキヤ滞在時間30分とかなりのハードスケジュールだったようですが、
旅の疲れも見せずにこやかにお話しして頂きました。
気になる直近のビンテージ評価を聞いてみました所、ユドロ・バイエの平均
生産量は150樽で、
2009年 163樽 (アメリカ受けする濃いビンテージ)
2010年 115樽 (生産者が良い年というバランスのとれたグレートビンテージ)
2011年 125樽 (早飲みできる、バランスのとれたビンテージ)
2012年 105樽 (前半の不順な天候で自然に収穫量が極端に抑えられ、
後半の天候の回復で素晴らしい出来となった奇跡のビンテージ)
2013年 108樽
2014年 131樽
今入荷してきている2013年は、2010年のワインに似ているそうで、熟成により
より真価を発揮するビンテージとの事。
個人的な試飲の感じでは、やや硬い酸味も10年よりは控えめで、タンニン分は
13年が多少あり、全体的な濃度は13年の方が濃そうです。全体的な
まとまりが12年はすぐに楽しめる丸い味わいだったのに対し、13年は
各要素がごつごつとしてまとまっていない様子でしたので、確かに熟成させた方が
美味しくなりそうです。
2014年の天候は5月、6月が気温が上がらず花ぶるいがおき収穫量が減り、
8月中旬から9月まで雨が多かったのですがその後の天候の回復により
非常に出来の良い葡萄が収穫され、ここ何年の中では収穫量も回復し
また葡萄の質も良いというグレートビンテージとなったようです。
最近では新たにステンレスタンクも導入し、品質の向上にあくなき挑戦を続ける
彼のワイン!これからもマツキヤもずっと応援し続けます、是非皆様お楽しみ
下さいませ

ユドロ・バイエ