マツキヤのイタ男です。
先日、こんなワインを試飲しました。
Franck Pascal Reliance Brut Nature
フランク・パスカル ルリアンス ブリュット・ナチュール
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区、バスリュー・スー・シャティヨン村の生産者。
ビオディナミ農法からブドウを造り、さらには亜硫酸までも使用を抑え、現在では
生産量の半分は無添加で造っているそうです。
このルリアンスはスタンダード・キュヴェでエキストラ・ブリュットと甘味添加ゼロの
このブリュット・ナチュールがあり、ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール25%、
シャルドネ15%のブレンドです。
カスタードプリン、パイナップルの香りと、台湾のお土産では定番の
あのケーキみたいな香り。樽に由来するココナッツのような香りが高山茶
みたいで、気のせいとは思いますが本当に台湾をイメージさせます。
コリアンダー、ミネラル感とユリの花の香り。
このキュヴェはノン・ドゼで口当たりはドライな印象ですが、ごつごつした感はなく、
果実味、ボリューム感がありバランスが良いです。
ヨーグルトっぽさや果実感は豊富で酸は溶け込んでいる印象、ガス感も
肌理細やかで溶け込んでおり、余韻果実とナッツの風味が心地よく残る。
シャンパンって確かに造りこむ印象が強くて、それで自然派?って考え方も
ありますが、このシャンパンには確かに他とは違う表現力の豊かさや純粋さ
が感じられ、また亜硫酸無添加で樽熟もしているのに酸化のニュアンスも
ないという所が凄い

今後もじっくりと応援したい生産者です。
フランク・パスカル