皆様、こんばんは!
マツキヤのイタ男です。
先日、ちょっとフンパツして美味しいワイン開けてみました。
Vosne-Romanee 1er Cru Les Suchots 2007 By Olivier Bernstein
ヴォーヌ・ロマネ 1級 レ・スショ 2007年 オリヴィエ・ベルンスタイン
オリヴィエ・ベルンスタインは、ブルゴーニュの新星ネゴシアンとして近年、
ジャンシス・ロビンソンやアレン・メドウズなど数多くのジャーナリストから高く
評価されています。ブルゴーニュの最高の区画と樹齢の高いブドウの樹、
特に一級畑と特級畑だけにフォーカスし、ファースト・ヴィンテージとなった2007年、
10種類=800ケースのワインを造りました。高樹齢の樹から採れるブドウは
収穫量が限られているため、生産量はごく僅かです。
元々、ベルンスタインは音楽系出版社の家系に生まれましたが、頻繁にワイン
生産地を訪れ、畑や収穫などに触れるうちに、その魅力に取りつかれ、有望な
ビジネスキャリアを捨て、ボーヌで醸造の勉強を始めました。
2002年に短期間 アンリ・ジャイエと一緒に仕事をした後、ルーション地方で、
自分のドメーヌであるマ・ドゥ・ラ・ドゥヴェーズを興しました。
ここで造られたワインは、パリの有名レストランなどで評判となり、その成功を
基に、2007年、ネゴシアン・ビジネスを開始するためブルゴーニュに帰還しました。
ブドウという果実そのものを厳選し、その生育状況には細心の注意を払い、
醸造はジュヴレ・シャンベルタンにある自身のワイナリーで行います。
すべて特注のオークの新樽で熟成することにこだわり、濾過や清澄をせず
ワインは一本一本、丁寧に手で瓶に詰められています。(輸入元資料より)
2007年が初ビンテージという新生ネゴシアン!
ルシアン・ル・モワンヌのように超重厚瓶です。新樽率は高そうです(多分100%)
が、樽臭くないのがいい感じ。
木イチゴやオレンジマーマレードの香り。ココナッツミルクを想わせる
高山茶のような爽やかさ。次第にやや土っぽさ、オリエンタルスパイスと
なめし革のニュアンスが一体となって複雑な印象。香りはよく開いている。
ブルゴーニュらしい心地よい甘味に、優しい果実感、丸くバランスのとれた
味わいは、全てに溶け込んでいてまろやか。2007年はやはり旨味ですね。
味わいはしっかりと深みがあり、後味紅茶とコアントローの心地よい余韻。
ミネラルの透明感が心地よく、美しい。
2007年ファーストリリースにしてこの完成度は素晴らしい!
日本での露出度はまだまだですが、今後要注目の生産者!お勧めです。
オリヴィエ・ベルンスタイン
Posted by Love wine マツキヤ at
22:43
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