皆様、こんばんは!
マツキヤのイタ男です。
先週土曜日は、モノポールにてシャンパンの会を開催しました。
今回、個人的に非常に興味深かったシャンパン、
コート・デ・バール地区(オーブ県)の飲み比べでした。
NV プティ・カミュザ ブラン・ド・ブラン
ピノ・ブラン100%。畑はCelles-sur-Ource村のLes FiolesとEssoyesのEnvers de Fenêtreで合計1.5ha。
樹齢60~65年の超VV。現在販売中のものは、2006年産が3分の2、2005年産が3分の1のブレンド。
2年間以上瓶熟成。ドザージュは15g/l。
ブラン・ド・ブランと言えばシャルドネ種と思いきや、ピノ・ブラン種100%です。ドザージュが結構多めですが、
全く気にならないほど味わいに甘味が溶け込んでいます。フルーティタイプで熟成感はありませんが、
味わいのボリュームが結構あり、後味スパイシーさとミント系の香りがほのかに残ります。
NV デュフール ディヴァン・プレジール
シャルドネ75%、ピノブラン18%、ピノノワール7%。平均樹齢25年。現在販売中のものは、2005年産100%
(ラベルにミレジム表記はありません)。シャブリ同様のキンメリッジアン土壌。キュヴェ(一番絞り果汁)100%。
3年間瓶熟成。ドザージュは10g/l。印象的なラベルはシャルルのお母さんがデザインしました。
「ディヴァン・プレジール」は造語で、あまりの美味しさに驚嘆するようなイメージです。尚、オーブではシャルドネの
ぶどう価格が主要3品種中で最も高いため、基本的にピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワールが一番安く、
シャルドネのブレンド比率が上がるにつれて価格が高くなる傾向があります。果実味たっぷりのピノ・ノワールも
オーブの醍醐味ですが、シャブリと同様のキンメリッジアン土壌主体であることもあり、ミネラル感たっぷりのシャルドネの
美味しさも相当なものです。2005年産は、シャルドネの比率が高い贅沢なブレンドになりました。
味わいは、産地が同じコート・デ・バールということもあり、プティ・カミュザと共通しているところもあります。
北の産地に比べ、やはり色も濃く結構味わいも濃厚です。シャルドネの酸味がワインに品を与えていました。
大分ワインのネタが切れてきまして、マニアックなワインが増えてきました
ご参加頂いた皆様ありがとうございました!次回はマグナム瓶と普通のボトル(750ml)瓶の
飲み比べ! 12月5日(土)を予定しています。 お楽しみに~
Posted by Love wine マツキヤ at
21:57
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